AGworldでは、開発をするために、VisualStudioCodeの使用を推奨しています。
まずはじめに、公式サイトからダウンロードします。
VisualStudioCodeをダウンロード
JavaScriptでのアドオン作成も可能ですが、Minecraft公式リファレンスが推奨している、TypeScriptをダウンロードすることも推奨します。
TypeScriptを導入するには、Node.js が必要となります。
Node.js及びTypeScriptのインストロール方法
1,Node.jsをインストロール : まずは、Node.jsの公式サイト にアクセスし、ダウンロードしてください。
2,インストーラーを実行 : 画面の指示に従ってインストロールを進めてください。
3,インストロール完了後 : インストロール完了後に、コマンドプロントやターミナルで、インストロールされているか、試しに確認しましょう。
node -v
4,npmを使用し、TypeScriptをインストロール : 以下のコマンドを入力し、TypeScriptをインストロールします。
npm install -g typescript
5,バージョンを確認 : インストロール完了後、TypeScriptのバージョンを確認しましょう。
tsc -v
5,VisualStudioCodeで拡張機能をインストロール : VS Codeの拡張機能マーケットプレイスで「TypeScript」と検索し、「TypeScript and JavaScript Language Features」のプラグインをインストロールします。
6,プロジェクトの初期化 : 新しいフォルダを作成し、VS Codeで開きます。
次に、ターミナルで次のコマンドを実行し、TypeScriptプロジェクトを初期化します。
npm init -y
npm install typescript --save-dev
npx tsc --init
7,試しにTypeScriptのファイルを作成し、コンパイル : 新しいファイルを作成し、拡張子を
.ts にして保存します。
そしてターミナルで次のコマンドを実行して、TypeScriptファイルをコンパイルします。
npc tsc
これで、TypeScirptのコードを書き始めるこどができます。実際に、アドオンを作成するときは、拡張子を
.ts にし、コーディングをするだけです。
まずはじめに、「./games/com.mojang」にアクセスします。
ビヘイビアーパックの場合は、 development_behavior_packs
リソースパックの場合は、 development_resource_packs
を開きます。
新規フォルダを作ります。
作成されたフォルダの中に、manifest.json を作成します。
ビヘイビアーパックの場合
コピー
{
"format_version": 2,
"header": {
"description": "pack.description",
"name": "pack.name",
"uuid": "UUID その1",
"min_engine_version": [ 1, 20, 60 ],
"version": [ 1, 0, 0 ]
},
"modules": [
{
"type": "data",
"uuid": "UUID その2",
"version": [ 1, 0, 0 ]
}
]
}
コピー
リソースパックの場合
{
"format_version": 2,
"header": {
"description": "pack.description",
"name": "pack.name",
"uuid": "UUID_1",
"min_engine_version": [ 1, 20, 60 ],
"version": [ 1, 0, 0 ]
},
"modules": [
{
"type": "script",
"entry": "scripts/main.js",
"uuid": "UUID_2",
"version": [ 1, 0, 0 ]
}
],
"dependencies": [
{
"module_name": "@minecraft/server",
"version": "1.10.0-beta"
}
]
}
解説
header
headerは、概要部であり、パックの名前やUUID、説明などを書くところです。
アドオンでは、UUIDの重複が許されていません。必ずUUIDが重複しないよう、別々のUUIDを割り当てましょう。
※UUIDの正式名称 = ユニバーサリー ユニーク アイデンティファー
modules
modulesは、アドオンにおいて必要不可欠な一部のぱーつであります。ここでは、持ち込まれるコンテンツの種類に関する情報を含むセクションであります。
typeに関しては、"data"(データ関連) や、"resources"(resource関連) のいずれかを指定してください。
dependencies
dependenciesは、上級者向けのアドオン開発(Script API)で使う部分となります。
これは、アドオンが絶対に必要としているほかのアドオンや他モジュールを書くところです。
Script APIには、@minecraft/server , @minecraft/server-ui , @minecraft/admin , @minecraft/editor があります。
※dependenciesのUUIDは、省略した場合でも正常に機能します。
UUID_1とUUID_2には別のUUIDを入れてください。
AGworldのコードは、現在公開されていません。公開されるまで、お待ちください。